介護現場でレクリエーションのイメージとして、「レク=集団ゲーム」「レク=集団で楽しまないといけない」「レク=プログラムの一環」を想像される方が多いのではないでしょうか。
本来、介護場面におけるレクリエーション(以下、ケアレク)とは、介護を必要とする人が一人の人間として、その人らしい楽しく充実した豊かな生活や人生を再創造(リ・クリエイト)するための基本的な考え方であり、単に集団ゲームやイベント行事、ぬり絵や脳トレの支援だけをしていればよいというものではありません。
その人一人ひとりの自発的・創造的な様々な余暇の活動であり、趣味活動やスポーツ、芸術、学習、テレビ鑑賞、昼寝などさまざまな活動を含みます。
私たちは、「食事」「入浴」「排泄」「移動」のためにだけに生きているのではありません。
上記のADL(日常生活動作)は生活をする上での目的を達成するための手段です。
私たちはその先の趣味活動や楽しみ活動のために生きています。
もちろん介護は生活を支援するサービスなのでADLの介助も大切です。
それ以上に私たち生活期を支える介護職の醍醐味は、目の前のご利用者の「楽しみ活動」や「生きがい」を支援・創造できることだと思います。
本研修では、介護場面における日常生活のさまざまな活動にレクの視点からアクセントをつけることで、介護現場で行っているプログラムがご利用者一人ひとりの生活に意味ある目的的な活動となる支援方法を実際に参加体験いただきます。
レク(楽しみ活動)を日常化すると共に、日常の様々な活動のレク化(楽しみ活動化)の創出を体験価値として持ち帰っていただくことで、スキルアップと翌日からの現場サービスの質向上につなげていただきます。
日時 | 2024年9月7日 9時45分~16時30分 |
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場所 | リファレンス西新宿大京ビル (東京都新宿区西新宿7丁目21-3) |
主催 | 日本通所ケア研究会 |
参加費用 | 7000円(税込み) |
申し込み 締め切り |
2024年9月6日18時 |
定員 | 80名 |
お問合せ先 | 日本通所ケア研究会事務局 |
電話番号 | 084-971-6686 |
FAX番号 | 084-948-0641 |
メール | info@tsuusho.com |
ホームページ | https://tsuusho.com/care_rec |