第26回日本認知症グループホーム全国大会

グループホームの輝く未来をえがこう!~認知症基本法とともに~

「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」(以下、認知症基本法)が2024年1月1日に施行されました。日本における65歳以上の認知症の人の数は、2012年は462万人(高齢者の約7人に1人)でしたが、2025年には700万人(高齢者の約5人に1人)に達すると見込まれることが背景としてあげられます。
認知症基本法では、「認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会」としてのあるべき姿や、「全ての認知症の人が、基本的人権を享有する個人として、自らの意思によって日常生活及び社会生活を営むことができるようにすること」という人権に基づく考え方などが意識されています。
しかしながら、日々の暮らしの支えとなる介護保険制度は、「利用制限・負担増」が相次ぎ、重度の要介護者に偏重する方向に向かい、認知症において最も大切な初期の支援は地域に委ねられているのが現状です。
認知症基本法の施行、介護保険法25周年という節目を迎えたこの時期にこそ、「幸齢社会」実現会議で掲げられた「認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人一人が個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間とつ
ながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができる」という「新しい認知症観」に基づくサービスが実践されているのか、また、実現できるのか、いま一度原点に立ち返って見直すことが必要なのではないでしょうか。
兵庫県神戸市で開催する全国大会は、日本認知症グループホーム協会の新たな進展のためのステップとなり、認知症グループホームの輝く未来が描ける共生社会の実現をめざす大会になりますよう、皆様のご参加をお待ちしています。
日時 2025年12月3日(水)10:00~18:05
4日(木)9:00~15:45
場所 神戸国際会議場
主催 日本認知症グループホーム協会
参加費用 会員1万2000円、非会員1万7000円ほか
申し込み
締め切り
2025年11月26日(水)
定員 900名
お問合せ先 日本認知症グループホーム協会
電話番号 03-5366-2157
FAX番号 03-5366-2158
メール
ホームページ https://www.ghkyo.or.jp/user-rights/competition

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