遊歩道
- 2024/03/29
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3月から4月へ。1年の中で最も「変化」が多くなる時期だ。シルバー新報も4月からホームページをリニューアルし、紙面刷新も行っていく。
デジタル化が進む中、休刊や廃刊の言葉を耳にするたび他人事ではないと感じる。
だが、デジタルしかない、紙だから売れない。そうではないと思う。自分たちが何に価値を置いているのか、伝えるためにどう変化していけばいいのか。そう考えると、デジタルも紙もツールでしかない。
大事にしてきたのは情報のスピードではなく、泥臭さとオリジナリティ。ここだから出会える価値観だ。
「性急に結果を出そうとしなくていい。小さな変化を積み重ねていくといつのまにか自分たちでも信じられないような成長を遂げている」。生産性向上の取り組みで数多くの介護現場の革新を伴走支援してきたTRAPEの鎌田大啓さんの言葉だ。読者の皆さんにそう思ってもらえるようにチャレンジしていきたい。