早期のアルツハイマー病 血液検査で予測可能に
- 2024/05/31
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東大研究グループが発表
アルツハイマー病の原因となる脳内のアミロイドβの蓄積を、血液を対象とするバイオマーカー検査により、発症前から高い精度で予測することに成功したと東京大学大学院の研究グループが23日に発表した。
アルツハイマー病では、発症する前から脳の中に「アミロイドβ」というたんぱく質が蓄積される。この蓄積を確認する方法としては、アミロイドPET検査や脳脊髄液検査によるバイオマーカーの測定などがあるが、検査可能な医療機関が限られ費用が高額なこと、脳脊髄液の採取は侵襲性が高いことなどが課題となっていた。(以下略)