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  • 2024/07/26
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来年度導入の話が進む介護福祉士国家試験のパート合格制度。12日に行われた介護関係団体からの意見聴取で「在留資格介護の取得を目指す外国人介護職員にとって福音」「働きながら資格取得を目指すモチベーションが高まる」との期待の声が上がる中、「導入による影響について十分な検討を行うべき」と訴えたのは日本介護福祉士会。

「実務経験ルートの8割以上が合格する試験をより合格しやすくすることは、簡単に取得できる資格という印象を強め資格の社会的評価の低下につながりかねない」。それよりも介護福祉士資格取得方法の一元化の実現が優先事項だと強調した。

これに対し厚労省は「パート合格と一元化は別の論点」であり、「合格しやすくする意図もない」と話す。国家試験義務化の経過措置は2026年度末まで。パート合格の導入を経て、一元化は今度こそ実現されるのか、それとも?

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