賃金引上げ実態調査

厚生労働省は10月28日、今年の「賃金引上げ等の実態に関する調査」の結果を公表した。それによると、２０２４年内に１人当たりの平均賃金を引き上げた、引き上げる企業は９割強。定期昇給を行った、もしくは行う企業は一般職で全体の８割超。定期昇給制度があり、別途ベースアップを行った、もしくは行う企業は一般職で半数以上であることが判明した。

調査は今年６～７月、常用労働者を１００人以上雇用する民間企業３６２２社を抽出、１７８３社から有効回答を得た。

今年中に賃金を引き上げた・引き上げる企業の割合は91・２％（前年89・１％）。医療・福祉分野では、全ての企業が引き上げる、もしくは引き上げていた。（以下略）