コロナワクチン接種 インフルに比べ低調
- 2024/12/20
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費用面から接種の見送り相次ぐ
東京都医師会(千代田区)は10日に定期記者会見を開き、この秋冬における新型コロナワクチンの定期接種状況について、同会の平川博之副会長が説明した。職員に対する接種状況では、インフルエンザワクチンと比べ「実施しない」と回答した施設が6割に上ることが分かった。
平川副会長が会長を務める東京都老人保健施設協会(新宿区)が、11月に都老健協会と全老健東京都支部の会員91施設を対象に行った調査によると、入所者に対するコロナワクチンの予防接種の実施は予定を含め81%。一方で、職員への実施は予定を含め40%のみだった。インフルエンザワクチンの接種についても同様に質問を設けたが、入所者は99%、職員は82%とコロナワクチンと比べて高かった。(以下略)