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2040年に向けた提供体制の検討会設置 介護保険部会
  • 2025/01/01
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制度改正議論を開始

厚生労働省は12月23日、社会保障審議会介護保険部会を開き、2027年度からの第10期介護保険事業計画への反映を念頭に、介護保険制度の改正に向けた議論を開始した。この過程で、2040年に向けたサービス提供体制について検討する「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方検討会」を設置。春ごろ中間まとめを行った上で部会に報告し、制度改正議論を本格化させる。

介護保険制度は原則3年に1度、改正されている。例年、報酬改定の前々年度に介護保険部会で議論している。

厚労省は、議論のキックオフにあたる23日の部会に、今後のスケジュールを提示。分野横断的なテーマとして、▽地域包括ケアシステムの推進▽認知症施策の推進・地域共生社会の実現▽介護予防・健康づくりの推進▽保険者機能の強化▽持続可能な制度の構築、介護人材確保・職場環境改善――の5項目を挙げ、次回以降具体的な議論を行うとした。(以下略)

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