介護職員が制度創設以来初の減少 厚労省調査
- 2025/01/10
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人材獲得競争の激化など要因か
厚生労働省は12月25日、2023年の「介護サービス施設・事業所調査」の結果を公表した。2023年10月1日時点の介護職員数は約212・6万人となり、介護保険制度が始まった2000年の統計開始以来初めての減少となった。
介護サービス施設・事業所調査は、厚労省が毎年10月1日に介護保険サービス事業者などを対象に行っているもの。統計開始以降は職員数の増加が続いていたが、23年度は22年度から前年度比約2・9万人減(1・3%減)となり、約212・6万人に。一方、要支援・要介護の認定者数は前年度比約8万人増(1・1%増)となり、減少した介護職員数とのギャップが深刻だ。(以下略)