空いた時間にちょこっと働きたい人と働いてほしい事業所をマッチングする、いわゆる「スキマバイト募集サービス」。人手不足解消に活用する法人が業種を問わず増えている。

正直、チームケアを基本とする介護の仕事には疑問符だったのだが、先日、デイサービスや訪問介護を手がける介護事業者の社長と対話していた時「スキマバイトで３人も雇用することができた」と聞いて驚いた。

いずれも20～30歳代前半の若者で、介護や福祉業界とは無縁の未経験者。だが、全員「縁がなかったけど前から気になっていた」「ちょっと覗いてみたいと思っていた」のだそう。

もちろん誰でもいいと思っていたら上手くはいかないだろうが、思っていたよりもこの業界はハードルが高く、特別感があるのかもしれない。そう考えると、少しでも関心のある人に介護の仕事の本質的な魅力を伝えられるチャンスになりそうだ。