地域全体でBCPを強化 いざという時の備えを 調布市で合同BCP研修開催
- 2025/03/07
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東京都調布市の介護事業者などで組織する介護保険サービス事業者調布連絡協議会(森山典明会長)は2月26日、市内の医師会やケアマネ連絡会など12団体合同でBCP研修を行った。法人・事業所の枠を超えた多職種が、不安やその解決策などワークショップ形式で議論した。90人が参加した。
研修は5~6人ほどのグループに分かれ、午前10時45分に震度6強の地震が起きたという設定のもとで行われた。参加者の職種は、▽看護師▽ケアマネ▽ヘルパー▽介護職員▽リハビリ専門職▽市職員と様々。それぞれ立場や仕事環境が異なるため、出てくる不安やその解決案なども多様だ。真っ先に利用者の安否を心配するヘルパーや、スタッフの安否確認を最優先とする管理者などのほか、インフラを不安視する声も上がっていた。(以下略)