タイトル

遊歩道
  • 2025/03/14
  • バックナンバー
  • 最新ニュース

今月末、久しぶりに書籍を刊行する。

月刊ケアマネジメントで連載中の「『CADL』がケアマネジメントを変える!」(高室成幸・著)をベースに、CADL理論をより深く掘り下げた一冊だ。

CADLとは、ICFの環境・個人因子に依拠した上で本人らしく(自分らしく)生きていくことをとことん尊重するために高室さんが提唱した理論だ。

ADLやIADLの維持・向上だけでなく、文化的な活動・行為や自分の意思決定で未来を創り上げていく支援を、という思いが込められている。

2023年に急性骨髄性白血病と診断された高室さん。研修などで出会った多くのケア関係者に、感謝と今の気持ちを伝える会を29日に開く。

参加者にも配布するため発注からわずか1カ月での発行という前代未聞のスケジュールになったが、高室さんの「本人らしさ」を表現する営みにささやかながら関われることを嬉しく思う。

ページトップへ