屈まなくても履ける! 下着装着補助具など発明品展示 婦人発明家協会
- 2025/03/18
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婦人発明家協会(文京区、福島理恵子会長)は2日~8日にかけて、都内で会員が発明した日常生活で役立つアイテムの展示即売会「なるほど展」を開催した。同協会などにより表彰された下着装着補助具などの発明品の展示・販売が行われた。
婦人発明家協会会長賞を受賞したのは、MY企画(富山県高岡市、森本敏子代表)が開発した「ヘルプリング はけた輪」。加齢などによる足腰の痛みで屈む姿勢を取るのが困難な人を対象とした、座ったまま下着を履けるように動作補助をする製品だ。輪になっているチューブに下着のウエスト部分を掛けた状態で、下着に足を通し、チューブに付いているベルトを引き上げることで、座ったままで膝上まで下着を履くことができるという。自立支援を促す効果も期待できる。
ヘルプリング はけた輪
そのほか、高齢者などを対象に傘を片手で持つ力を補助するゴム製のバンドなど、計15点の発明品が展示され、過去に表彰された発明品などの販売も併せて行われた。