住宅型有料やサ高住 不適切運営の対策を検討
- 2025/03/21
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厚労省 検討会を近く開催
一部の有料老人ホームで入居者に対する過剰な介護サービス提供や、不適切な運営が指摘されている状況を踏まえ、厚生労働省は「有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会(仮称)」を設置する。自治体による高齢者の住まいのニーズ把握や、「囲い込み」への対策などを検討する。夏までにとりまとめを行い、制度改正を議論する介護保険部会へ報告する。
明確な運営基準などがない住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅を巡っては、介護サービス事業と一体的に運営し、過剰にサービスを提供する囲い込みの問題や、高額な紹介手数料の設定、同一法人が運営する住宅型有料老人ホームで職員が一斉退職し、全入居者が転居を余儀なくされる事案の発生などが問題視されていた。(以下略)