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特養赤字施設は約3~4割 サービス活動増減差額比率は上昇 WAM調査
  • 2025/03/28
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福祉医療機構(WAM)は21日、2023年度における特別養護老人ホームの経営状況の分析結果を公表した。それによると、経費率などの低下によりサービス活動増減差額比率が上昇するも、赤字施設の割合は従来型で約4割、ユニット型で約3割と、依然として高水準で推移していることが分かった。

施設規模別では、定員が100人以上の従来型施設の赤字割合が28・7%だったのに対し、30~59人規模では49%と約半数が赤字。黒字施設では、処遇改善加算や科学的介護推進体制加算などの取得率が高く、従来型では同加算の取得率が黒字で44・3%、赤字で39・2%と差が見られた。また、短期入所の利用率が90%以上の従来型施設の赤字割合は30%であるのに対し、50%未満の区分では53・7%と大きく開きがあった。(以下略)

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