物価高騰で経営悪化施設に支援 WAM
- 2025/04/18
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無利子・無担保などメニュー拡充
福祉医療機構(WAM)は8日から、物価高騰の影響で経営が悪化している社会福祉施設などに対し、無利子・無担保を含む優遇融資を実施している。昨年度補正予算で創設された支援内容に無利子・無担保のメニューを追加するなど大幅に拡充し、収支差額の減少や赤字に直面する福祉施設の資金繰りを支援する。
今月8日、福岡資麿厚生労働大臣が閣議後の記者会見でWAMによる福祉・医療の融資を拡充する方針を示していた。
福祉貸付の対象は、物価上昇により費用が増大し、前年同月と比較して収支が悪化している施設。貸付は長期運転資金で、償還期間は10年以内、据置期間は最長1年6カ月。無担保の場合の貸付限度額は500万円。(以下略)