保険外サービス、7月から認証制度開始へ
- 2025/05/23
- バックナンバー
- ピックアップ記事【1面】
介護関連サービス事業協会 ガイドラインを策定・公表
介護関連サービス事業協会(CSBA、代表理事=水野友喜イチロウ社長)は12日、介護保険外サービスの質を確保し、事業者の信頼性を向上させる目的で、生活支援サービスと配食サービスのガイドラインを策定し公表した。このガイドラインを基準とした、保険外サービス事業者の認証制度を7月をめどに開始する予定だ。
CSBAは今年2月に設立された。会員には、SOMPOケアやツクイなど介護関連事業者10社が名を連ねる。
介護保険制度では、例えば、趣味のための外出支援や、同居家族の家事は給付対象外だ。
一方で、保険外サービスの情報が十分にないことや、事業者によってサービスの質や料金設定が異なり、事業者選びが難しいという背景がある。
そこで協会が目指すのが、保険外サービス事業者の認証制度の運営だ。今回公表した2サービスのガイドラインでは、提供事業者が遵守すべき事項を規定。この内容を基に、生活支援では21項目の認証基準を作成。これを満たす事業者を認証する制度「100年人生サポート認証」を7月をめどに運用開始する予定だ。認証の対象は、協会に一般会員で入会した事業者。認証された事業者名は協会ホームページなどで公表するとともに、認証マークも交付して、利用者やケアマネが保険外サービス事業者を選ぶ際の目安にしてもらう。(以下略)