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「介護保険料が負担」約4割 女性の会調査 負担割合の見直しを
  • 2025/05/23
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高齢社会をよくする女性の会(新宿区、木村民子理事長)はこのほど、「介護保険サービス利用者実態調査結果」を公開した。「介護保険料がどんどん高くなって負担」と感じている介護保険サービス利用者が約4割に上っていることが分かった。記述式自由回答では、介護保険料の負担の重さから生活困難を訴える声も寄せられた。

調査は、同会が介護保険サービスの主たる存在である利用者の意見や本音を聴き取る機会が減少していることを懸念したことから、利用者自身の要望を把握することを目的として2024年6月25日~7月31日に実施。対象者は、介護保険サービス利用者本人。回収調査票数は770件。

介護保険サービスへの不満や疑問を問う設問に対し、「介護保険料がどんどん高くなって負担」と回答した利用者は278人(約4割)で最多となった。サービス負担額は1割負担者が558人で77・1%。自由回答では、「生活保護制度の利用も検討している」などの声や、「負担割合の一律化」を提案する意見も寄せられた。(以下略)

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