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有料老人ホーム 参入時の規制検討を 厚労省検討会 議論の整理案提示
  • 2025/06/27
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厚生労働省は20日、「有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会」(座長=駒村康平慶應大経済学部教授)に「これまでの議論の整理(案)」を示した。会合で出た意見を反映し、後日厚労省ホームページで公表。秋ごろの取りまとめを目指す。

「議論の整理(案)」は、過去3回の検討会での議論やヒアリングで出た意見を▽運営・サービス提供のあり方▽指導監督▽いわゆる「囲い込み対策」――の3つの課題に沿って整理。ポイントとなる考え方を示している。

「囲い込み」の対策については、「利用者の選択の自由が保障され、適切なケアマネジメントが行われているかどうかが重要」として、ケアマネジャーの独立性・中立性の確保を重視。

また、ケアマネジャーの変更を入居条件とすることはやめるべきとし、「ケアマネジメントを阻害する圧力のかからない環境整備が必要」としている。(以下略)

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