本紙の新企画第１回「オンラインひろば」を５日に開催した。特養、有料老人ホームの管理者やリーダー、ケアマネジャー、地域包括、訪問介護の経営者など実に多様なメンバーとなった。

人間関係はなんで難しいのか、という根源的な問いに対し「分かり合えないという前提に立つことが関係づくりの出発点」とした久保田好正さんの話は多くの人の腑に落ちたよう。

「分かり合えるという誤解から、人間関係の悩みに発展していた」「相手を知る、相手にも知ってもらう機会を意図的に作ると空気感が変わるかもしれない」「介護は人で成り立っている以上、答えがはっきりしないものを取り上げることが大事」「回数を重ねるごとに成熟していくはず」。

理想としていた運営には多くの反省点が残ったが、あたたかい感想が次も続けるモチベーションとなった。対話を重ねて新たなコミュニティへと育んでいきたい。