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介護の魅力どう伝える 厚労省 自治体向けに方策を議論
  • 2025/10/10
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厚生労働省は3日、自治体向けに介護に関する魅力発信を幅広く議論する「介護のしごと魅力発信サミット」を都内で開催した(写真)。主催はPwCコンサルティング。現役介護職員を交えた座談会のほか、自治体による魅力発信事業の事例紹介なども行われた。

当日は事業者をはじめ多くの自治体関係者らが参加。秋田県では、介護に関連した報道はネガティブな内容が多いことに着目し、介護事業所協力のもと、施設に30台のカメラを設置・撮影したドキュメンタリー動画「介護のホンネ」を制作。就職に不安を抱える近隣の学校から「安心感が得られた」などの反応があったという。

また、兵庫県明石市では、産官学連携で魅力発信動画を作成した事例を報告した。明石商業高校の学生が実際に福祉施設を訪問し、現場の声を交えプロのクリエイターも参加して制作。福祉の仕事の魅力を多面的に描いた。(以下略)

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