タイトル

主任ケアマネを法令上に明記 厚労省案
  • 2025/11/07
  • バックナンバー
  • ピックアップ記事【その他】

報酬上の評価求める意見も

厚生労働省が打ち出したケアマネジャーの確保に向けた総合的な見直し案の一つに挙げられたのが、主任ケアマネジャーの位置づけの明確化だ。

主任ケアマネは現在、地域包括支援センターに配置する職員として介護保険法の施行規則に規定されているほか、主任介護支援専門員研修の実施要綱(通知)に、介護保険サービスや他の保健・医療・福祉サービス関係者との連絡調整、他のケアマネへの助言・指導の役割が記載されているのみで、法律にはどのような業務を担う資格者なのか明確な規定がない。

これを踏まえ厚労省は、主任ケアマネを、居宅介護支援事業所や地域のケアマネの援助・協力を行い、地域との連絡調整の中心的役割を果たす者として法律に書き込むことを提案した。

さらに、専門性向上やキャリアアップ支援の取り組みを通じて、本来の役割を発揮できるようにする考えを示した。(以下略)

ページトップへ