タイトル

人口減少地域の訪問介護確保 厚労省老健局26年度予算案
  • 2026/01/09
  • バックナンバー
  • ピックアップ記事【1面】

総合確保基金にメニュー追加

政府が昨年12月26日に閣議決定した2026年度予算案では、社会保障関係費が前年度比7621億円増の39兆559億円で過去最大を更新した。26年度の診療報酬・介護報酬・障害福祉サービスの報酬プラス改定も予算を押し上げる要因となった。厚生労働省老健局の事業では、地域医療介護総合確保基金で、中山間・人口減少地域での訪問介護サービス提供を確保するためのメニューを新設している。

昨年末の厚労相と財務相の折衝で、26年度診療報酬改定は3・09%増、介護報酬改定は2・03%増、障害福祉サービス等報酬改定は1・84%増で決着した。これら改定分も含めた厚労省分の社会保障関係費は前年度比2・1%増の34兆7088億円。うち介護は3兆7901億円(同1・4%増)だ。

介護保険サービス費(地域支援事業を除く、第2号保険料国庫負担含む)の国庫負担分は、前年度比534億円増の3兆3934億円。

来年度の介護給付費(利用者負担を除く)に直すと、同3033億円増の13兆5417億円。利用者負担や市町村・都道府県負担分も含めた総費用は、同3260億円増の14兆6192億円だった。

都道府県が運用する地域医療介護総合確保基金の介護従事者確保分は、総額で昨年度の国費97億円から86億円へ11億円減額した。来年度は、訪問介護の参入促進のための3つのメニューを拡充する。25年度補正予算案でも同内容の事業を予算化しており、「当初予算と補正予算を合わせて必要額を確保してほしい」(厚労省)という。

基金の拡充分では、中山間・人口減少地域でのサービス確保を目指す。(以下略)

ページトップへ