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都内特養 医療必要度高い待機者増加 高齢協が実態調査
  • 2026/02/27
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東京都高齢者福祉施設協議会(高齢協)はこのほど、都内の特別養護老人ホームでの入所待機者に関する実態調査結果を公表した。全体の待機者数は大幅に減少しているものの、医療ニーズの高い人や、身元引受人のいない高齢者の申し込みや待機が増えている状況が分かった。施設での医療・看護体制が課題だ。

調査は、昨年7月に実施。高齢協会員である特養ホーム511施設のうち292施設(回収率57%)が回答した。

要介護3以上の特養入所待機者数は、2025年3月末時点で前年度から9502人減少し3万3994人だった。

申込者の状況を見ると、「低所得者の申し込みが増加している施設」が62・6%、「医療ニーズの高い患者の申し込みが増加している施設」は84・6%、「身寄りや身元保証人不在の入所申込者が増加している施設」が69・9%で、医療ニーズの高い申込者の増加施設が8割強に上った。

待機者のうち入所に至らない理由については、「(喀痰吸引、気管切開、在宅酸素など)医療依存度の高い人」が90・3%と最も高く、「家族の理解に問題がある(カスハラの恐れあり)」47・8%、「身元引受人の入所後の事務手続きができない」47・1%が続いた。(以下略)

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