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大手、特定技能で人材確保 育成にも軸足 人材活用本格化へ
  • 2026/04/03
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介護人材不足が深刻化するなか、人材確保対策として外国人材の活用にも注目が集まっている。民間の大手介護事業者では、特定技能外国人を中心に積極的な採用を進めており、長期的に働いてもらうために、介護福祉士の取得に向けた支援や、働きやすい職場環境の整備を進めている。回答があった売り上げ上位の大手介護事業者に採用動向を聞いた。

2025年12月末時点の介護分野における特定技能外国人数は6万7871人となっており、2024年の同時期と比較して約2万3千人増加。特定技能全体でも飲食料品製造業に次いで2番目の数だ。また、昨年度の介護福祉士試験から導入された「パート合格」の制度により、科目群別合格が認められるようになるなど、外国人介護人材を育成・定着させるチャンスが広がっている。

SOMPOケアグループ(港区)では、現在特定技能で190人、技能実習で4人、EPAで11人が働く。25年度は、新卒で180人を採用、特定技能も105人という規模だ。特定技能は次年度も100人の採用計画を立てる。ニチイ学館(千代田区)では、現在特定技能で65人、技能実習で2人が働く。入社後の定着を見据え、OJTなどのほか日本の文化の理解を深める研修など、フォロー体制の強化に努める。

ベネッセスタイルケア(新宿区)では、今年4月に入社した新卒は377人、特定技能は10人を採用し、同社全体の特定技能は170人。「介護福祉士や社内資格の取得に向けサポートしていく」としている。学研ココファン(品川区)では、今年4月に入社した新卒は55人、特定技能は4人を採用し、同社全体の特定技能は100人を超えた。(以下略)

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