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口腔ケアで誤嚥性肺炎予防 特養白熊園が総合グランプリ クロスケアデンタル「ゼロプロアワード」
  • 2026/06/30
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誤嚥性肺炎予防に効果があり、口腔ケアの専門職でない介護職でもできる口腔ケアを開発し、全国の介護現場への普及活動「誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト」を行っているクロスケアデンタル(福岡市)。同社の口腔ケアを実践し誤嚥性肺炎の入居者を減らすことができた介護施設などを表彰する「ゼロプロアワード」を16日に開催した。職員のケアの質の向上などを評価された特別養護老人ホーム白熊園(福岡市)などが総合グランプリに輝いた。

クロスケアデンタルが推進する口腔ケアは、歯のブラッシングと口内のマッサージなどによるリハビリを週2回行うというもの。介護職をはじめとする誰もが短時間でできるシンプルな工程が特徴だ。業務の負担にならず、日頃から習慣づけて行うことで着実に誤嚥性肺炎を予防できるよう、同社の瀧内博也代表が開発を手掛けた。

実践の成果を入居者の入院日数や口腔ケアアセスメントツール「OHAT」などで評価し、成績優秀な施設や個人などを表彰するのがゼロプロアワード。今年で5回目の開催となった。

1年間の肺炎による入院者ゼロを達成した施設を評価する部門では、4施設が表彰された。特別養護老人ホーム玖珠園(大分県玖珠町)は、入居者一人ひとりに合わせた食事や口腔ケアを積み重ねたことが受賞につながった。

施設の受賞が多い中、通所サービスの取り組みも表彰。OHATの平均点を評価され、1位に選ばれた四季の郷デイサービスセンター(大分県臼杵市)は職員の観察力の向上や、迅速な情報共有などにより、利用者のむせ込みの改善や入院者減少を実現した。

総合グランプリに輝いた白熊園の現場職員は取り組みの成果について「丁寧な説明や対応を工夫して認知症の入居者への介入を促進し、職員の業務負担も見直すことでケアの質の向上にも努めることができた」と話し、笑顔で締めくくった。

誤嚥性肺炎ゼロプロジェクトでは、セミナーや口腔ケアの手技を習得する試験、同社の歯科医師らによる入居者の口内チェックも実施。プロジェクトに参加している介護事業所は100事業所以上にも上る。


総合グランプリに輝いた白熊園の職員たち

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