- 2026/08/21
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日本在宅ケアアライアンス(JHHCA、新田國夫理事長)は7月26日、「日本在宅ケア・サミット2026」を東京都内で開催した(写真)。会場・オンラインで合計約500人が参加。制度にとらわれず、利用者のニーズや価値観を尊重したケアを提供するシンポジストらの実践に、驚きと共感の声が挙がった。
サミットのテーマは、「紡ぎ・つなぎ・結ぶ~夢と人生を織りなすケア」。新田國夫理事長は、「100人の人生には100の物語があり、それらを丁寧に紡ぎ、携わるケア職たちとつなぎ、しっかりと結び合って初めて生きた在宅ケアとなる」という思いを込めたと説明した。
同じテーマのシンポジウムでは、歯科医師、看護師、ケアマネジャーなどの在宅医療・ケアに関わる専門職が、日ごろの取り組みを報告した。
千葉県八千代市の「まちのナースステーション八千代」の福田裕子統括所長は、「在宅の閾値を上げる看護小規模多機能型の役割」を紹介した。運営している看護小規模多機能型(看多機)事業所では、看護師、介護職、リハビリ職、ケアマネジャーが従事。「点」ではなく「面」で支えることで、利用者の情報を多く得ることができ、より中身の濃いケアを提供できるようになったと話す。
5年前、同市には障害福祉サービスの生活介護事業所がなかったため、共生型の看多機の運営を開始。来年4月からは、児童発達支援や放課後等デイサービスなど多機能型の施設を立ち上げる予定。地域で求められる事業を展開している。
「看多機は、まだ3割の自治体にしかない。自治体と連携して盛り上げていきたい」と述べた。
神戸市長田区の不動産会社「Happy」のケアマネジャー・岩本茂さんは、同社が運営する多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」で多種多様な人々が交流する日常を紹介した。要介護高齢者40人が入居しているシェアハウスの共有スペースは出入り自由。身体的・精神的なハンデキャップを抱える人やシングルマザー、子どもたち、外国人などが毎日集まる。
例えば、地域住民が「ちょっと買い物に行きたい」と言って子どもを預けると、入居する高齢者たちがわが孫のように「御守り」をして過ごす。近所の住民向けにも食事を提供。「開かれた施設」を超えた集いの場所として機能している。(以下略)

