25年度厚労省統計 介護費、初の12兆円超え 医療系サービス伸び大きく
- 2026/10/16
- バックナンバー
- ピックアップ記事【その他】
厚生労働省が9月30日に公表した「2025年度介護給付費等実態統計」によると、介護サービスと介護予防サービスの合計は12兆2207億8700万円(前年度比2・4%増)で、初めて12兆円を超えたことが分かった。
費用額とは、保険給付額、公費負担額、利用者負担額の合計額。
このうち介護サービスの費用額は11兆8806億1600万円(2・3%増)、介護予防サービスは3401億7100万円(6・2%増)だった。介護サービスの内訳を見ると、訪問看護(7・1%増)、居宅療養管理指導(9・7%増)、看護小規模多機能型(8・1%増)など看護・医療系サービスの伸びが大きい。一方、短期入所(0・5%減)のほか、地域密着型サービスのうち認知症対応型通所介護(1・6%減)、小規模多機能型(0・9%減)は減少している。
サービス類型ごとの分析もしている。今年4月審査分の訪問介護については、要介護1では「生活援助」の割合が48・4%でほぼ半数を占めるのに対し、要介護5では「身体介護」が92・9%と利用割合が高かった。1年前の25年度4月審査分もほぼ同率で(生活援助50・1%、身体介護92・7%)で同じ傾向だが、「生活援助の利用割合低下」は、介護事業者による提供控えが背景にある可能性がある。(以下略)

