障害福祉事業所54%が赤字 8団体調査 物価高と賃金格差が重荷に
- 2026/10/23
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障害福祉事業所の54・8%が、今年6月の収支で赤字だったことが、日本知的障害者福祉協会や全国社会福祉協議会ら障害福祉関係8団体の調査で分かった。物価高騰が続くなか、2026年度の賃上げ率も全産業の水準を下回った。8団体は、27年度の報酬改定で基本報酬や処遇改善加算を引き上げるなど、経営基盤を支える施策を求めている。
調査は障害福祉関係8団体が今年9月18日から10月5日までに実施したもの。1731事業所が回答した。今年6月の単月収支が赤字だった事業所は54・8%で、前年同月と変わらず半数を超えていた。一方、重点支援地方交付金については、約7割の事業所が物価上昇分を「カバーできていない」または「全くできていない」と回答した。
26年度の正社員1人当たりの賃上げ額は月額平均1万3433円で、賃上げ率は4・74%。前年の4・87%を下回り、全産業の春闘賃上げ率5・01%にも届かなかった。
障害福祉分野と全産業の賃金差は約7万7千円に上る。(以下略)

